Survive闘病の記録 #始まり~手術まで
前回の記事では、突然のご報告でお友達を驚かせてしまい申し訳ありませんでした。
また、温かい応援のメッセージをくださったお友達の皆さま、ありがとうございます。
メソメソ飼い主なわたし、今回もお友達のご声援に励まされて乗り越えられそうです。
備忘録として病気の記録を時系列で書き留めることにしましたが。
その前に、ひめの現状についてご報告。
お陰さまで、無事手術を終え、土曜日に退院できました。
まだ食欲が行方不明なので^^; 治療の為、日帰り入院という形で通院は続きますが、
ひとまず落ち着いて自宅での生活に戻っています。
上向きなご報告が出来て、本当にうれしいです。
7/19(金) 朝 元気はあるものの食欲いまひとつ、
渋々ながらも持ち前の食欲で、ご飯完食。
同日、夜 夕食を完全拒否。 その後、嘔吐始まる。
一晩で15回の嘔吐。
なにこれ・・・おかしい・・・。
翌日 7/20(土曜日)午前中
移動の負担を考慮して、主治医(ちょっと遠い)ではなくご近所の病院へ。
ワタクシの太腿がお見苦しくてゴメンナサイ。
クマ先生(勝手に命名)曰く、
平熱でそこそこ元気なので熱中症ではない、
持病(肝臓疾患・門脈シャント)の経過を含めて血液検査を行う。
結果、肝臓系以外は極めて良好。
となると、激しい嘔吐の原因として膵炎を疑う。
膵炎の検査(特異的リパーゼ)だけは検査センター送り、結果は数日後とのこと。
首に皮下補液(120ml)を行う。↑こぶになっている部分。
嘔吐による脱水と、血中バランス(ナトリウムやカリウム等)維持の為の応急。
吐き気止め薬は、持病(肝臓疾患)への負担を考慮して見送る。
帰宅後も嘔吐止まらず。
お水は飲むが、飲むと吐くの繰り返し・・・。
7/21(日)朝一番に主治医の元へ。
こんなことなら、昨日さっさと主治医の元へ行けば良かった・・・
ロスした一日の重さ、選択ミスを悔む。
あまりの嘔吐ぶりを主治医は重く考慮。
すぐ検査 兼 治療(点滴)の為、半日入院となる。
検査は、前日クマ先生で行った項目の他に、
アンモニア(門脈シャントの進行度 アンモニアが高いと吐き気が起こる)と、
総ビリルビン(肝疾患による黄疸が発症しているか)と、
リパーゼ(膵炎が発症しているか)の血液検査、
及び尿検査を行う。
こちらも、結果は全て問題なし。
なんならアンモニアはまさかの基準値内!!(食べていない故かもしれないが)
レントゲンは発見できる要素が少ない為パス。
エコー検査を行うも決め手になるような疾患は見受けられず。
(肝臓は萎縮が進行している様子だが・・・これは持病であり対処ができない)
はて・・・困った。
これといった疾患が見当たらない・・・。
点滴ポートを保持したまま夜、帰宅。
・・・こんなに検査しても嘔吐の原因が判らないってどーいうことだ?!・・・
7/22(月) 朝
食欲なし。食べなくなって丸3日。
朝一番で再び日帰り入院へ。
クマ先生から膵炎の検査結果に「異常ナシ」との連絡を受ける。
再度、徹底してエコー検査にて異常な画像あり、腸の閉塞を疑う。
少量のバリウムを飲ませ、胃腸の閉塞部を探すものの、なんとこれも無事貫通し、閉塞部なし。
点滴では、脳に働きかけて嘔吐を抑制する薬を使うも効果なし。
原因が掴めず、治療方法が定まらない状況だが、
嘔吐が過激化していること、衰弱の早さを考慮すると、
外科治療に切り替える必要があると提案される。
主治医は内科メインの為、外部の敏腕外科医に依頼する。
その夜、主治医と外科医の検査が終わり、病院へ呼ばれる。
提案されたのは試験回復。
でも、小心者なワタシ、「とりあえずお腹を開けて調べてみましょう」
というスタンスに決断が出来ず、明日までペンディングにして一緒に帰宅する。
7/23(火)
もしこの一晩で少しでも症状が緩和したら、試験回復は止めましょうという話もあったものの、
吐き気はおさまらず、
原因追究の為、本日、試験開腹に踏み切ることに。
手術の為、病院へ。
行きのタクシーの中で、まぁるくて澄んだ黒いお目目に見つめられた。
『ママ、わたしはイタイのいやだよ』って訴えられた気がして・・・
本当に手術なんかしちゃっていいのだろうか?
自分の決断に自信なんてちっとも持てなかった。
不甲斐ない。
午後5時、担当してくださる外科医の到着とともに手術開始。
手術と入院加療・・・に続く。