脳炎のこと
もうお友達はご存知だと思いますが、
ミルクちゃんがお空に旅立ちました。
ひめと同じ肉芽腫性脳炎で、
発症したのが1ヶ月前・・・あっという間のことでした。
でも、闘病したミルクちゃん、看病したママさんにとっては決してあっという間ではなく
砂を飲むような重苦しい毎日を送ってこられたんだと思う。
ママさんはひめの病歴を見て、発症後すぐ連絡をくださった。
ワタシはひめが同じ病気で生還した経験から、
ミルクちゃんも良くなるって信じて疑わなかった。
こんな現実ってダメだよ。
・・・というわけで、昨日は一日凹んでた。
ワタシが凹んでも仕方ないんだけど。
ミルクママさんがね、
ひめちゃん、ミルクの分も長生きしてね!って。
そうだね。
そうしようね。
ミルクちゃん、よくがんばったね!
おやすみ。
脳炎は、いろんな症状として現れるので、
その症状がまさか脳炎だと思い至るのが難しいです。
でも、なるべく早く気付いて、治療をスタートしてあげることが大事です。
薬の相性が良ければ、予後は平穏な生活が出来る子もいます。
脳炎は6~7歳での発症が多いそうです。
体が傾く、旋回する、なんていうのは分かり易い症状で、
え?!っていうような症状も脳炎かもしれません。
首が上がらない、頭を垂れる、体の一部を触ると極端に嫌がる・痛がる、なんていうのも気になる症状。
調べても調べても原因不明の嘔吐が続く、これも症状のひとつかもしれない。
釈然としない症状が長期化するようであれば、
精密検査(MRI)は高額だけど思い切って受けることも必要です。
(でも、矛盾するけど脳炎の子に麻酔のリスクは大きいです。)
ひめが脳炎になって知りましたが、
脳炎を患うワンコちゃんは結構多いんですよ。
脳炎で苦しむ子が減りますように、
ワタシは何が出来るだろう。
と考えています。