Bienvenue a HIME piece deux

マルチーズひめ(2005年11月26日生まれ)

治療終了しました☆

 

 ブログ更新が停滞中にも、

温かいコメントをくださったお友達の皆さま、

ご報告が遅くなってしまい、

ご心配をお掛けして、申し訳ありませんでした。

 

ひめは8月4日(日)、抜糸を終え、ほんとうにこれで無事治療を終了しました☆

 

 

ホッとしたら・・・ちょっと私が疲れてしまって^^;

(ひめがこんなに頑張ったのになんのこれしきで弱音を吐くとはお恥ずかしいのですが・・・)

ブログに纏める気力が湧かないままダラダラと・・・。

 

 

治療終了までのラストスパートを記録に纏めましたので、

お読みいただければ嬉しいです。

 

 

 

 

え・・・っと、前回は退院したところまで纏めましたが・・・

あの頃は嘔吐は止まっていましたが、肝心の食欲が戻らず、

いかに肝臓に負担を与えずに、栄養を摂らせるかが問題でした。

 

7月30日(火曜日)

病院に来て凹み中~。

手術から1週間後の診察では、主治医から、

「これからは食欲という坂道を登るのか、下るのかが大きな分れ道」とのご指示でした。

 

 

手作りご飯や病中食に詳しいお友達飼い主さんのブログを拝見し、

mama's kitchen の 元気ごはん(肝臓用と消化に優しい用)をお試し。

 

何せ今までが、何でもよく食べる子だったひめ、

伴ってワタシもフードの勉強は全くしておらず、何を与えて良いやらフリーズしてしまいました。

この他にも各社のペーストタイプやシチュータイプやゼリータイプやら・・・

いろいろ買ってみたのですが・・・

 

 

ひめ 「 ほうほう、おいちい。 」

 

元気ごはんさんがとってもお気に召したようで^^

ひめの食欲、ここから坂道急発進で登ること登ること☆

 

元々、食欲旺盛タイプの子なので、本能が回復したようでした。

 

 

 

 

ひめ 「 きょうも、ごっそさま。 」

体重が4.9キロ→4.3キロに激減してしまったため、

(って言ってもじゅうぶんデカいし太ってますが・・・^^;)

毎日4~6食、少量ずつでも回数重ねて、体重増加を目指しました。

 

 

 

 

さて、8月4日(日曜日)は抜糸と全層生検の結果を聞きに病院へ。

全層生検の結果は、まさかの異常なし(@@)

(僅かに十二指腸に炎症や変性は見られたが、今回の嘔吐の原因とは考えられないとのこと。)

主治医は「明確な診断が出来ず、すみません。」と仰いましたが、

わたしは素直に嬉しかったです、

だって、悪いところナシ!ってことだもの。

確かにこれだけの検査を施しても判らないってどーいうこった?!という気持ちもなくはないけれど。

 

実は担当してくださった外科医が術前に仰ったご意見が私にはストンと心に落ちたんです。

その外科医はアメリカで修行をされたご経験を持っている方ならではで・・・

「日本人は手術をして何もなかったら、やらなきゃ良かった、がっかりだ。と言うけれど、

アメリカでは、手術をして病巣が見つからなければ良かった万歳で喜ぶものだ。

そういう考えを持って手術に挑むのもアリですよ。 」

って。

街のホームドクター的な優しい雰囲気とは違って、技術派でかなりサバサバした外科医でしたから、

優しいかと言われれば、優しくはない^^;

でも、私が信頼する主治医が太鼓判を押す外科医だったし、

何よりも、ストレートで自信ある態度に逆に好感が持てて、是非執刀してもらいたい!

と思えたんです。

 

そんな経緯から、全層生検の結果が何もでなくて、結果オーライだと思いました。

 

・・・・となると、今回の嘔吐の原因は??

消去法で考え、『避妊手術跡の癒着による腸管の巻き込みが原因』とされ、

その癒着は手術で取り除けたので、術後は速やかに回復していった。

とするのが妥当のようです。

仮にそれが原因だとしたら(たぶんそうなんだけど)、試験開腹をしたからこそ発見できた病巣。

やっぱり手術して良かった。

 

それと、開腹のついでに肝疾患の進行度合いのチェックができたことも大きかったです。

主治医が目視で確認し、臓器そのものを生検し細胞の状態を知ることができました。

ちょっと難しくて私にはよく判らないんですが、生検の結果は、

ひめの肝臓、小さいし委縮し始めてはいるものの、肝細胞そのものは、

『 よく分化されており、大きさはほぼ均一、

規則的にグリソン鞘や中心静脈が観察される。 』

との所見。

主治医曰く、エコーで大きさを見て悲観したよりも、

肝細胞は充分頑張って動いてくれている!とのこと^^

嬉しい嬉しい誤算です。

 

門脈シャントの方は・・・残念ながら、外科医が見ても、驚くほどたくさんのシャント血管がありました。

私も手術中の写真を拝見しましたが、太いシャント血管がたくさん確認できました。

おそらく、シャントの血圧がマックスになる毎に、新たなシャント血管を作り続けているのでは・・・と。

憎きシャント血管、だけど今ではそれなしには生きられない。

今後は、この爆弾をいかに静かに鎮めたまま快適に暮らせるか・・・です。

 

 

ああ、長文になってしまってすみません。

事実だけ記せばいいのでしょうが、莫大な感情が伴ってしまって、ついつい語彙が多くなってしまう^^;

 

 

勝利の切腹傷☆

これは抜糸前ですが、なぜか術後はヘソ天寝んねが大好きになりました^^

不思議。

 

 

ひめちゃ~ん、あなたセルフ抜糸してたらしいですねぇ・・・憤

主治医に抜糸をしてもらおうと思ったら、数か所すでに自分で引きちぎった跡が・・・^^;

 

 

どこまでもどこまでも、ひめはひめのポリシーで、

強くたくましく前向きでした☆

 

これからは平穏な日常に戻り、

ゆるゆるとブログを綴っていけたらいいな~と思っています^^

 

 

長々とお読みくださってありがとうございました☆